ALMOSTBLACK/オールモストブラック/クルーネックカットオフレイヤードロングスリーブTシャツ

ALMOSTBLACK

身頃を4枚のパターンで構成されたクルーネックスウェット。各生地を重ねて縫製することで、カットオフのディテールが強調され、切り替えのデザインがアクセントとなった一着。
右胸と左袖には勅使河原氏の作品をプリントしたパッチがあてられており、独自の存在感を放ちます。
裏側に起毛をかけた中肉のスウェット素材は、クッタリとした表情と快適な着心地を実現。ALMOSTBLACKらしい斬新なカッティングワークとアート性の深いテーマに基づくグラフィックが見事にマッチした作品です。
本作は、文字通りデザインの独自性と着心地の良さが共存しています。
細部にまでこだわり抜かれたカットオフのディテールや、勅使河原氏の作品をグラフィックとして採用するなど、他者の追随を許さないオリジナルデザインが特徴です。
その結果、個性的でスタイリッシュな雰囲気を演出し、着る人の魅力を引き立ててくれることでしょう。

いけばな草月流の創始者である勅使河原蒼風氏とのオフィシャルコラボレーションをみせた23AWコレクション。
戦後の日本美術史に大きな足跡を残し、数々の斬新な表現を生み出したことから「花のピカソ」の異名を持つ勅使河原蒼風氏(1900-1979)。
樹塊を用いた巨大な作品や、花を用いない立体作品、そしてコラージュ絵画などの多くの作品を作り、それぞれで多彩な手法を実践した。
その作品は世界的にも高く評価され、サルバトーレ・ダリ、ジョアン・ミロ、イサム・ノグチ、オノ・ヨーコ、丹下健三、土門拳、石元泰博など国籍とジャンルを超えて幅広い交流を持ったことでも知られている。
勅使河原蒼風氏の確かな審美眼から生まれる作品には、時代を問わない美しさを感じさせる。


オールモストブラック(ALMOSTBLACK)は、日本のメンズファッションブランド。デザイナーは中嶋峻太、川瀬正輝の2人が務める。2015年秋冬シーズンがデビューコレクション。
ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。伝統工芸や趣のある文化から育まれてきた”日本の美意識”、歴史を変えてきたアートや音楽などの“世界のカルチャー”の2つを融合させ、あたらしく「強いもの」を表現している。
また、ブランドネームのオールモストブラックは、日本語で“褐色(黒く見えるほど深い藍色)"の意味。それは日本人に古くから愛されてきた色であり、日本人のスピリットを感じさせる「褐色服」を目指すというメッセージが込められている。。